キム・ジョンウンが新作映画で地下鉄の駅員に変身

 映画『家門の栄光』『面白い映画』などの作品で自分だけのコミカルなキャラクターを確立したキム・ジョンウンが、今度は『私の男のロマンス』で淡泊でリアルな演技に挑戦した。キム・ジョンウンが今回の映画で演じる役は平凡な29歳の地下鉄駅員のキム・ヒョンジュ。

 キム・ヒョンジュというキャラクターは、仕事はあるがお金はなく、太ってはいないがあまりスタイルはよくなく、歳は取っているが物欲はそれほどない、これといった特別なものがないのがむしろ魅力的な人物。

 職場の居眠りで上司に目をつけられ、ヨガのポーズを真似て肩と足が攣って転げ回り、夜遅くに友達と缶ビールを飲んで芸能人の陰口を叩くことに夢中になり、浮気をした彼氏のために深夜まで焼酎を引っかける典型的な夜型人間だ。

 キム・ジョンウンは「キム・ヒョンジュは健康ブームや朝型人間ブームに強迫感を感じる女性たちにとって最も身近なキャラクター」と説明した。

 悪女に騙される恋人のソフン(キム・サンギョン)との愛を守るためのヒョンジュの恋愛作戦を温かい感性と愉快なウィットで描く『私の男のロマンス』は7月の公開を予定している。

『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』

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