林権澤監督の映画『下流人生』がカンヌ出品を取り消し


 林権澤(イム・グォンテク)監督の映画『下流人生』の制作会社「テフン映画社」は、後半作業の延期を理由にこの映画をカンヌ映画祭に出品しないことを決定したと明らかにした。

 林監督の99作目の映画『下流人生』は、1960~70年代を舞台にしたヤクザ映画で、制作発表時からカンヌ映画祭側が関心を示してきた。

 一方、カンヌ映画祭の「監督週間」に招待を受けた短編映画『木々が見た』(ノ・ドンドク監督)も出品しないと配給会社の「インディーストーリー」が明らかにした。

 これでカンヌ映画祭に出品される韓国映画はコンペ部門の『女は男の未来だ』(洪尚秀(ホン・サンス)監督)と『オールド・ボーイ』(朴賛郁(パク・チャヌク)監督)、「ある視点」で上映される『清風明月』(キム・イソク監督)、シネファンデーションの『羽』(ソ・ヘヨン監督)の計4本に決まった。

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