女優のシネがテレビ朝日ドラマに抜擢され日本進出へ

 「もう崔志宇(チェ・ジウ)さんのことは羨ましくありません」

 MBCテレビの週末ドラマ『薔薇の戦争』に出演中のシネが、日本ドラマのヒロインを演じる。

 シネは3月初めに日本の3部作のオムニバス映画『ショートピース』の『追憶の調合士』という30分のエピソードで主人公を演じたことがある。今回この映画のメガホンを取った赤松裕介監督が演出を務める7~8月にテレビ朝日で放送予定のドラマにシネが抜擢された。

 現時点ではドラマのタイトルヘ未定で主演俳優もまだキャスティングされていない状態だが、来週には全体的な輪郭が明らかになる見込みだ。

 シネ側は「現在、日本語で書かれたシナリオを翻訳しており、近日中にはキャラクターが明らかになる。ドラマだが教養バラエティー的な要素の強い異色のドラマとなるだろう」と説明した。

 赤松監督はオリエンタルな雰囲気と西洋的な雰囲気を同時に持ち合わせたシネを非常に高く評価しており、来週中に来韓してドラマの他に別の映画出演のオファーも行うという。

 シネは先月クランクアップした映画『ショートピース』の『追憶の調合士』で人間の心を癒して望みを聞く能力を持った天使役を熱演した。

 この映画は8月に日本の映画館で公開され、秋にはテレビなどを通じて放映される予定となっており、テレビ朝日のドラマ進出と共にシネの本格的な日本進出が秒読み段階に入った。

『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース