「韓国の四天王がやって来る!」
韓国を代表する4人のスターが日本を席巻する。
日本のスポーツ新聞『サンケイスポーツ』は、「韓国四天王」という表現で韓国人スターの訪日ラッシュを伝えた。
この「四天王」とはペ・ヨンジュン、張東健(チャン・ドンゴン)、ウォン・ビン、薜景求(ソル・ギョング)のことを指し、中でも断トツの人気のペ・ヨンジュンは、すでに3日に羽田空港に押し寄せた5000人のファンによって証明されている。
張東健は『ブラザーフッド』というタイトルで公開される映画『太極旗を翻して』のプロモーションのために日本に滞在中で、ウォン・ビンも今月中旬に日本を訪問する予定だ。また、薜景求も映画『実尾島』(日本タイトル『シルミド/SILMIDO』)のプロモーションのため8日、日本に向かう。
張東健とウォン・ビンは韓国の二枚目スターという触れ込みで日本国内での大々的なプロモーションを予定しており、薜景求は『実尾島』以外にも日本で国民的英雄だった力道山の一代記を描いた映画『力道山』の撮影のために日本に長期滞留することから話題になっている。
このためサンケイスポーツ紙は「さまざまな韓国のスターが日本の芸能界を席巻している」と伝えた。
日本のメディアが韓国のスターを「四天王」という言葉で表現したのは異例中の異例。本来アジアで「四天王」とは、香港メディアが90年代初めに香港映画界で活躍したジャッキー・チョン、アンディ・ラウ、アーロン・クォック、レオン・ライを指した大スターを意味する言葉として使われ、最近では「四小天王」(ジミー・リン、金城武、ニッキー・ ウー、トミー・スー)、「新四天王」(イーキン・チェン、ルイス・クー、アレックス・トウ、ニコラス・ツェー)など、時代の流れと共に多様に変化して使われてきた。
また、韓国のスターを「四天王」と称したのは、韓国文化の日本到来を記念して毎年11月に大阪で行われているフェスティバル名とも関連しており、さまざまな意味で使われている模様だ。