日本で爆発的人気を集めたペ・ヨンジュン「ファンは私の家族」

 今年3月の台湾を皮切りにシンガポール、香港、日本を回るペ・ヨンジュンの「アジアツアー」が8日に幕を下ろす。風邪で体調を崩しながらも日本でファンの愛を実感したペ・ヨンジュンにインタビューした。

-日本のファンの反応が爆発的だが(ペ・ヨンジュンは羽田空港に到着後、約5000人のファンに出迎えられるなど、行く先々で多くのファンに囲まれた) 。

 「生まれて初めて日本に来ましたが、これほど多くのファンがいるとは思いませんでした。私が日本に住まなければと思ったほどです(笑)。韓国と日本の情緒的な連帯が形作れてうれしく思います。日本で私が出演したドラマが韓国語の教材として使われていると聞いて責任重大だと感じました」

-日本で人気の『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)は出演してからすでに3年が経ったドラマだが。

 「日本で3回放送されているドラマなんです。これほどまで長い間、好評を得ているのが信じられません。インタビューの時ごとに撮影当時を思い出すように努力しています」

-今回のアジアツアー以前には韓国でファンに会う機会があまりなかったが。

 「以前は俳優以外の仕事はすべてが中途半端でした。テレビ番組は照れもあってまだまだと思っています。でも、今は少し余裕もできて海外からのオファーもあったので、外国からまず活動をスタートさせました。韓国のファンの皆さんには申し訳ないと思っています。帰国してからも定期的にファンと会う機会を設けたいと思います」

-自分にとってファンクラブとはどんな存在か。

 「私はファンを“家族”と呼んでいます。ファンクラブも“ファンの集まり”ではなく“一緒に交流して楽しむ集まり”になってくれたらと思います。国内だけではなく海外にも応援してくれるファンがいるのは、何よりも韓国のファンのお陰だと思っています」

-訪問したアジア各国のファンの印象は?

 「特に大きな違いはありませんでした。むしろ『アジアは一つ』なんだという同質感を強く感じました。アジアのファンが団結したらアメリカやヨーロッパに劣らない影響力を持った文化を形成することができるでしょう」

-ならばアジア以外の国からのラブコールにも積極的に応えると?

 「もちろんそうしたいです。しかし、準備も整っていない状態で人気だけを武器に進出することはないでしょう。今は言葉や文化を習得する準備段階です。ある時期になれば積極的に挑戦するでしょう。どちらにせよ俳優は休みの時でも次の作品のために備えるべきだと思います」

-仕事のない時まで作品のことを考えていたらあまりにも大変では?

 「そういった意味では自分はトップ俳優なんだという気がします(笑)。作品のために学んだり準備をすることが楽しいんです。私にとってはそれが遊びのようなものなのかも知れません。辛いことがまったくないと言えば嘘になりますが、自分が一生懸命にならなければならない理由を考えればまた楽しくなります」

『スポーツ朝鮮/東京=イ・チャノ記者 hahohe@sportschosun.com 』

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