俳優の劉五性がドラマの制作発表に泥酔状態で参加

 俳優の劉五性(ユ・オソン)が2日午後12時30分から、ソウル市・木(モク)洞の放送会館3階で行われたSBSテレビの大河ドラマ『張吉山』の制作発表会に泥酔状態で参加、現場の取材陣や制作陣を驚かせた。

 劉五性は今後の抱負を述べる席で「コーリャン酒を少し飲んだ。申し訳ない。視聴率が良くなくても何とかしてほしい。広告をいくつか取ったが、それが目的ではない」と語った。また「ここは資本主義社会だが、視聴率だけで圧力を与えてはいけない。出た結果で記事曹ュのはどのジャーナリストだ?結果を導かなければならない」とも語った。

 取材陣にインタビュー中は終始「申し訳ありません」という言葉を繰り返し、続く質問に気分が悪いという意味の苦笑も見せた。

 そして取材陣に「あんたのような人は…職業を変えなさい」と話して煙草を吸い、灰皿に唾を吐くなどの無礼な態度が続いた。挙句の果てには過去の報道に対する不満をぶつけるかのように、あるスポーツ紙の記者に向かって「出て行け」と言い放った。

 これについて制作関係者は「劉五性さんが大河ドラマの主演を務めることになって非常に重い責任感と負担を感じてのことのようだ。どこで酒を飲んだのかは分らず、こうなるとは予想もしていなかったので非常に驚いた」と語った。

 5月17日からスタートする『張吉山』は、小説家の黄皙暎(ファン・ソギョン)の小説を原作にした。この日の発表会には張亨一(チャン・ヒョンイル)監督、作家のイ・ヒウ氏をはじめ、チェ・ジェソン、ハン・ゴウン、キム・ヨンホ、チョン・ジュナなどの主演陣が参加し、約30人の取材陣が訪れた。

チェ・スンヒョン記者 vaidale@chosun.com
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