金基徳(キム・ ギドク)監督の映画『春夏秋冬そして春』がドイツで好評を博している。
金基徳監督は映画『サマリア』で今年のベルリン国際映画祭の監督賞を受賞しており、二重の喜びとなった。
『春夏秋冬そして春』の配給会社「ドイツ・パンドラ・フィルム」によれば、18日にドイツ全土の50館で上映され、5日間で2万7700人が観覧した。 5日間で『春夏秋冬そして春』を観覧した観客数は、現在ドイツで上映中の芸術映画中3位をマークしており、映画全体の順位では11位を記録している。
ドイツ資本の投資を受けて制作された同映画は、韓国人監督の作品としては初めてドイツ全国の商業映画館で公開された。
今回の公開についてドイツメディアは、金基徳監督がベルリン国際映画祭で監督賞を受賞して以降、初めて公開されるこの作品について大々的に報じている。
ドイツ国内での配給を行っているパンドラ・フィルム社のスポークスマンは「メディアの絶賛を浴びて観客数が増加している」と観客動員数20万人達成に自信を示した。