東京での写真展開催を控えたチョ・セヒョン氏

 写真作家のチョ・セヒョン氏が来月8~14日、東京のオリンパスギャラリーで韓流スターと文化界の著名人など33人の韓国人男性の人物写真展示会を開く。

 今回の写真展は日本のカメラメーカー「オリンパス」の招待で開催され、日本での韓国人芸能人や文化人に対する関心が高まっていることから今回の展示会開催が実現した。

 現地メディアもチョ氏の写真展を紹介し、現地のファンからの問い合わせも相次いでいるという。

 以下はチョ氏との一問一答。

-今回の展示会開催までの経緯は?

 「昨年の4月に東京のコンタックスサロンで日本のオリンパス社の招きを受けて個展『A PORTRAIT』を開いたのだが、当時の評判が非常に良かった。そのためか、後にオリンパス側から再度打診されて今回また展示会を開くことになった」



 「初の展示会では過去20年間にわたって撮影した人物写真の中から有名人をモデルにした写真50点を展示した。韓国人だけをモデルにしたものだけではなく、レスリー・チャン、ブラッド・ピットなど、全世界の有名人がモデルだった」

-今回の展示会のテーマは?

 「展示テーマは『THE MAN』だ。33点の作品すべてが韓国の男性をモデルにしている。人物のキャラクターを私のスタイルで表現した。そのほとんどはスタジオで撮影された写真だ。温かい韓国人、肯定的な韓国人のイメージを感じられるように演出した」

-どんな人物がモデルなのか?

 「ペ・ヨンジュン、クォン・サンウ、張東健(チャン・ドンゴン)、ピ、李炳憲(イ・ビョンホン)、崔岷植(チェ・ミンシク)、薜景求(ソル・ギョング)、安聖基(アン・ソンギ)、高洙(コ・ス)、宋承憲(ソン・スンホン)、キム・ミンジュン、キム・ジャンフン、キム・レウォン、チョ・ハンソンなどの男性芸能人の他、指揮者の鄭明勲(チョン・ミョンフン)、サッカー選手の安貞桓(アン・ジョンファン)、ピアニストの白建宇(ペク・コンウ)、伽椰琴(カヤグム/撥弦楽器の一種)名人のファン・ビョンギ、映画監督の姜帝圭(カン・ジェギュ)など、文化、スポーツ界の著名人、そして最後の皇孫イ・ソク氏などの33人だ」



-彼らを選んだ理由は?

 「オリンパス側と接触して日本で韓国の芸能人や文化人に対する関心が高まっているという印象を受けた。芸能人の写真だけを展示するのもどうかと思い、さまざまな文化人から20年以上にわたって撮影してきた人物を選んだ」

 「特にどの文化人にするかで大変に悩んだ。ちょうどモデルの数が33人なので日帝時代の民族を代表した33人を連想させるが、ただ単にギャラリーの規模を考えてのことだ。ただ、最後の皇孫であるイ・ソク氏も韓国を代表する人物の一人として選んだ。欲を言えば200人くらいは展示したい」

-展示会を準備しての感想は?

 「多くの日本人が今回の展示を通じて韓国人の真率な姿を理解して見出してもらえればと思う。両国間の文化的発展のためにも役に立てたら幸いだ」

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