プロモ来韓した日本のアカペラグループ「ゴスペラーズ」

 「ドラマ『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)で韓国の皆さんから文化的な贈り物を頂きました。今度は私たちが日本人を代表して音楽で韓国の皆さんにプレゼントを贈ります」

 日本のアカペラグループ「ゴスペラーズ」がアルバムプロモーションのために来韓して24日午後、ソウル市・弘益(ホンイク)大学周辺のクラブ「サウンド・ホリック」でショーケースと共に記者会見を開いた。

 ゴスペラーズは1994年のデビュー以来、11枚のアルバムと24枚のシングル、6本のビデオを
リリースしたベテランヴォーカルグループだ。

 メンバーはオリジナルメンバーの村上てつや、黒沢薫をはじめ、酒井雄二、北山陽一、安岡優の5人。

 彼らに訪韓した感想を問うと「韓国の人々に素晴らしい音楽を聴かせて日韓の文化交流促進に一役買いたい」と口を揃えた。

 今月19日に韓国で初めてリリースされたアルバム『Dressed up tothe Nines』(ソニーミュージック)は、ゴスペラーズ9枚目のアルバムで今月初めに日本でもリリースされた。

 ソニーミュージックは『Dressed up tothe Nines』と同時に『ひとり』『永遠に』『NO MORE TEARS』などのラブソングを収録したアルバム『Love Notes』も23日にリリースした。

 音楽のために訪韓したのは今回が初めてだが、実は彼らが韓国を訪れたのは今回が2回目だという。大のサッカーファンの彼らは2002年に行われたサッカー・ワールドカップ韓日大会の観戦のために釜山(プサン)と大邱(テグ)を訪れたことがある。

 自分たちの音楽に影響を与えたミュージシャンを問うと、ビートルズや日本人アーティストの山下達郎、ブライアン・マックナイト、ジェームス・ブラウンなどを挙げ、メンバーに韓国人アーティストで好きな歌手がいるかと問うとメンバー最年長の村上がこう答えた。

 「紫雨林のことはよく知っていて音楽もよく聴いています。Noelの『すがりついても』も好きです。韓国に来てUNのチェ・ジョンウォンさんに似ているとファンからよく言われます。機会があれば一度会ってみたいです」

 韓国での公演計画を問うと「まだ決まっていないが早いうちにステージで韓国のファンとお会いしたい」と口を揃えた。

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