ラルク、ELTなどのベストアルバムが続々とリリース

 日本の大衆音楽の完全開放以降、日本語によるアルバムが続々と韓国でリリースされている。

 日本のビジュアル系ロックバンド「L’Arc~en~Ciel」、ビジュアル系アーティストの「Gackt」、男女ユニットの「Every Little Thing」(ELT)など、日本語歌詞のアルバムが相次いでリリースされた。

 その他にも、3人組バンドの「Dimension」やジャズ・デュオ「Fried Pride」など、人気の高い日本のフュージョン・ジャズ・ミュージシャンのアルバムも同時にリリースされた。

 そうした中、L’Arc~en~Cielの2002年にリリースされたベストアルバムに韓国のファンが直接選曲した2曲を追加収録した『Clicked Singles Best 13+2』が発売された。

 L’Arc~en~Cielはhyde、ken、tetsu、yukihiroの美形4人組バンドで、1994年の結成以来、22枚のシングルと9枚のアルバムを発表してビジュアルロック界を代表するバンドとしてその地位を不動のものとした。

 今回のアルバムには1曲目の『Blurry Eyes』『Flowers』などアップテンポのヒットシンググルを中心に収録され、韓国のファンを対象に先月ネット投票を通じて選ばれた『夏の憂鬱』、『Snow Drop』の2曲がボーナストラックとして収録された。


 ビジュアルロック界を代表するソロアーティストのGacktもベストアルバム『The Sixth Day』をリリースした。

 1999年にソロ転向したGacktは、デビュー曲の『Miserable』でオリコンチャートの2位を記録して鮮烈デビューを果たし、その後も『Another World』『Last Song』などを発表して人気を集めた。音楽のみならず映画『MOON CHILD』の出演、小説『MOON CHILD 鎮魂歌【レクイエム】篇』の出版など、多方面で才能を発揮している。

 今回リリースされたアルバムは、デビュー曲の『Miserable』をはじめ、ヒットシングルの14曲を収録して全曲がオリコンチャートのトップ10入りを果たした曲だ。

 人気ユニットのEvery Little Thing(ELT)の2枚目となるベストアルバムもリリースされた。

 ELTは元リーダーの五十嵐充、女性ボーカルの持田香織、ギターの伊藤一郎の3人でデビューし、1997年にリリースしたデビューアルバム『everlasting』は200万枚のセールスを記録して注目を集めた。ELTの曲はCMソングをはじめ、ドラマ、アニメ映画の主題歌などに使われ、日本では非常にメジャーなユニットだ。

 このアルバムは昨年9月に日本でリリースされたELTの2枚目のベストアルムで、TBSドラマ『ビッグウィング』の主題歌『Graceful World』をはじめ、2000年以降のヒット曲15曲が収録された。

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