「冬ソナ」ヒロイン崔志宇の来日会見に日本メディア殺到

 ドラマ『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)の主演女優、崔志宇(チェ・ジウ)に日本メディアが異例とも言える関心を寄せている。日本で徐々に高まりつつある韓国ドラマブームが、崔志宇に対するメディアの関心として現われている。

 22日に日本のNHKで行われた崔志宇と尹錫瑚(ユン・ソクホ)監督の会見には、160人の記者が押し寄せて会場を埋め尽くした。

 この日、崔志宇の記者会見を文化面のトップで報じた東京新聞は「記者会見場にはカメラの放列ができた。民放がNHKに取材に訪れるのは紅白歌合戦ぐらいで、異例中の異例」と伝えた。同紙はまた「感謝状を手渡すため会場に姿を見せたNHKの海老沢勝二会長も、あまりの人気にやや当惑した様子」と伝えた。

 海老沢会長はこの席で「ドラマは社会現象を起こし、日韓相互交流に大きな役割を果たした」と感謝の言葉を述べた。

 毎日新聞も社会面で崔志宇の記者会見の模様を伝え、「ストーリーを小説化した本が86万部も売れるなど“冬ソナ現象”を巻き起こしたドラマに相応しく会見場が記者で埋まった」と伝えた。

 こうした日本メディアの報道ぶりは、さながらハリウッドスターの訪日を連想させるほどだった。

 NHKは昨年2回にわたってBS2で放送された『冬の恋歌』を4月から地上波の総合テレビで放送する。27日には特別番組『「冬のソナタ」へようこそ』を75分間放送するなど、NHK側の期待も非常に高い。

東京=崔洽(チェ・フプ)特派員 pot@chosun.com

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