坂本教授とコラボしたMC.Sniperが軍入隊へ

 MC.Sniper(25/本名:キム・ジョンユ)が日本での活動を諦めて軍入隊を選んだ。

 最近3rdアルバム『Be In Deep Grief』をリリースしたMC.Sniperが、今回のアルバム活動の終了と共に軍入隊を果たす。

 今年の初めに世界的なミュージシャンの坂本龍一のアルバムへの参加をきっかけに注目を浴びたMC.Sniperは、先月1カ月間にわたって坂本龍一と共に日本の音楽番組やニュース番組に出演して巧みなラップを披露した。また、現地で正式リリースウれた1st、2ndアルバムが好評を得て日本進出のオファーを受けた。

 しかし、MC.Sniperは「国防の義務」を優先させるために“最高の機会”を後伸ばしにした。

 MC.Sniperは2002年にデビューしたばかりだが、「ヒップホップの吟遊詩人」、「無冠の帝王」など呼ばれている話題の“民族ラッパー”だ。

 叙情的なメロディーとストレートなラップで人気を集めているMC.Sniperは、今回のアルバムでは詞的な歌詞を中心に作詞をした。クラシックからジャズまで多様なジャンルの音楽をヒップホップで融合する実力も披露した。

 1stリードトラックの『Gloomy Sunday』は、リリース当時にハンガリーで187人がこの曲を聴いて自殺をした同名の曲をサンプリングして作曲した。別れに悲しむ男性の気持ちを哀愁のメロディーで歌っている。

 ミュージックビデオも国内でも公開された映画『暗い日曜日』の映像を編集して制作した。

 『同行』ではBMK、『月明りの歌』ではユリ、『Skill N Message』ではアンダーグラウンドシーンNO1女性ラッパーとして名高い「Yesoul」とコラボレーションした。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
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