押し寄せるJ-POP勢 国内音楽市場で善戦健闘中


 日本の大衆文化の開放元年となった2004年の春を迎え、J-POPが洪水のように押し寄せている。

 すでに2002年から日本の人気ロックデュオ「B’z」や倉木麻衣などのアルバムが国内で部分的に紹介されたりしたが、最近では本格的に国内市場を狙った大衆性の高いアルバムが多数目立ってきている。

 J-POPバラードの大御所「安全地帯」の『Only You』は玉置浩二と作詞家・松井ワ郎の未発表曲15曲が収録されたアルバムだ。

 玉置浩二のメロディーが韓国人の情緒に訴える部分が多いためか、国内発売と同時に好調なセールスを記録している。

 国内アーティストの「M.C the MAX」によってカバーされた『愛の時』の原曲『ショコラ』、「Position」の『再会』の原曲『夢の続き』などが2枚組のCDに計36曲が収録されている。

 韓日合作ドラマ『フレンズ』でウォン・ビンと共演して国内でも広く知られる女優で歌手の深田恭子のアルバムは、2001年11月に日本でリリースされオリコンチャートの19位にランクした彼女のヒット作だ。

 清楚さとセクシーさを兼備した魅力を発揮してきた深田恭子は、99年のデビューシングル『最後の果実』で透き通った歌声を披露して多くの男性ファンを魅了した。

 今までに2枚のアルバムと7枚のシングルをリリースした一アーティストとして国内でも身近なJ-POPスターとなるだろう。

 完璧なルックスと音楽性を兼ね備えた中島美嘉は、1stアルバム『TRUE』で国内市場を攻略する。このアルバムは2002年に日本で110万枚のセールスを記録し、オリコンチャートの1位に輝いた。


 “路上詩人” と呼ばれる竹内めぐみの『見えないもの』は、彼女の音楽と詞に対する情熱を感じることができるアルバムだ。

 Heyの『辛いでしょう』の原曲『何もない僕等』などが収録されている。

 この他にも台湾、香港でも絶大な人気を誇る4人組ユニット「FLAME」の1stアルバム『BOY’S QUEST』も国内リリースされる。

スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者 midas@sportschosun.com
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