全米公開も可能! 『太極旗を翻して』がAFMAで大好評

 全世界の映画人が張東健(チャン・ドンゴン)とウォン・ビンの熱演に拍手喝采を送った.

 27日(韓国時間)米ロサンゼルス行われたアメリカン・フィルム・マーケット(AFMA)の『太極旗を翻して』の公式試写会には、各国から集まった映画人で大盛況となった。

 世界的なフィルムマーケットでアジア映画が満席となるのは極めて異例なことで、『太極旗を翻して』に対する世界の視線を強く実感させた。

 計157席がすべて埋まり、立ち見まで合わせて250人以上の人が参加したこの日の試写会には、映画『ドッグヴィル』の制作会社であるライオンズゲートのエリザベス・クイーン副社長と国際セールス担当代表、パラマウント・クラシックのマイケル・バロウ支社長、ドリームワークスの購買関係者などが揃って出席した。

 試写会が終わると反応は爆発的だった。映画に感銘を受けた各国のバイヤーたちが三々五々集まって対策を協議するなど、契約実現のために慌しい動きを見せた。また、熱演した張東健、ウォン・ビンに対する格別の関心を見せた。

 こうした中、『太極旗を翻して』を制作した姜帝圭(カ ン・ジェギュ)フィルムと配給会社のショーボックスは、台湾、シンガポール、タイなどと歴代最高の額で版権契約を結んで好調なスタートを切った。正確な金額は明らかにされなかったが、今までの最高額を誇った『猟奇的な彼女』の二倍以上になると伝えられている。

 制作陣は余勢を駆ってハリウッドのメジャー配給会社やヨーロッパ各国との交渉を具体化している。関係者らはハリウッドへの進出と関連し、交渉は順調に進んでおり、近いうちにも吉報が届くことを期待させている。

 現地の消息筋によれば、制作陣は全米での公開を目標に交渉の大詰めを迎えているという。

『スポーツ朝鮮/チョン・ヒョンソク記者 hschung@sportschosun.com 』

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