ドープなサウンドを奏でる「D’SOUND」が初来韓

 ラジオの音楽番組を通じて高い人気を誇るノルウェーのグループ「D’SOUND」が3月4日午後8時から、オリニ(子供)大公園ドームアートホールで初の来韓公演を行う。

 「D’SOUND」の人気は国内のバンド「ローラーコースター」が広く普及させたアシッドジャズブームに乗ったものと思われる。

 アシッドジャズとはジャズやファンク、ヒップホップなど融合させたダンスミュージックに近いジャンル。「D’SOUND」の公演はインコグニート、ブラ刀Eニュー・ヘヴィーズの来韓公演に続く「アシッドコンサート第3弾」となる。

 シモネ(34/ボーカル)、ジョニー(35/ベース)、キム(35/ドラム)の3人編成の「D’SOUND」は、1996年に1stアルバム『Spice of Life』をリリースしてデビューした。デビュー3年前の93年から「Sweet’n’Sour」というグループ名でクラブシーンを中心に活動をしてきた。

 「D’SOUND」に名前を変えたのは94年だが、彼らの音楽を聴けば以前のグループ名がさらに似合うと思うだろう。

 ノルウェーではもちろんだが「D’SOUND」は日本でも特に人気が高かった。国内ではユ・ヒヨル、ナム・グンヨン、李鉉雨(イ・ヒョヌ)といったラジオパーソナリティを務めるアーティストらが番組内で紹介しながら支持層を広げてきた。

 98年の『Beauty Is A Blessing』に収録された『Enjoy』が特に多く紹介された。最近は彼らの1st、2nd、4thアルバムが一度に国内リリースされた。

 ジャズとエレクトロニカが融合した彼らのサウンドは、いわゆるグルーヴィーな音楽とは何かを教えてくれる。朦朧としていながらも中毒性の強いハイクラスのダンスサウンドだ。問い合わせ(02)515-7941。

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者
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