「10億ウォン!」
「女優ハ・ジウォン」の価値が鰻登りで上昇している。
今年6月に「(株)ウェルメイドフィルム」とのマネジメント契約が満了するハ・ジウォンを狙って各マネジメント会社が水面下で熾烈な獲得競争を展開している。
現在、ハ・ジウォンの獲得に最も積極的なのは大手エンターテインメント会社のA社で、ハ・ジウォンの契約金として10億ウォン(2年)を提示した。
これは現在の3年契約で3億ウォンという条件に比べると約5倍以上にもなる額で、今年の夏にマネジメント契約が終わるハ・ジウォン以外にK氏、J氏などの新世代ビッグ3の中で最もVIP待遇を受けている。
ハ・ジウォンが現在1年間に稼ぎ出す額は25億から30億ウォン。通常は本人収入の約30%がマネジメント会社の持分となることを考えると、1年でその元手を得ることになる。
その上、ハ・ジウォンがまだ20代中盤と若く、映画(『色即是空』、『愛しのサガジ』)やドラマ(『茶母』、『バリで起こったこと』)を次々とヒットさせ、「ロッテカード」、「Blu:pepe」など、現在5本に出演しているCMも今後さらに増える見込みのため、各社が競ってハ・ジウォンを狙っている。
現在ドラマ撮影で超多忙なハ・ジウォンとの直接的な接触は至難を極めるため、本人に代わって一部はハ・ジウォンの母親に積極的なアプローチを試みている。
これについて現所属事務所「ウェルメイドフィルム」のピョン・ジョンウン代表は「ハ・ジウォンに対する関心が高まっているのは承知している。6月になれば詳細を明らかにできるが、全面的に個人の意思を尊重する」と、ハ・ジウォンの移籍を間接的に述べた。
このため今後はますます各マネジメント会社のハ・ジウォン獲得競争が激化する見込みだ。
『スポーツ朝鮮/キム・テグン記者 amicus@sportschosun.com 』