チャン・ソヒが『幽霊が住む』でスクリーンデビュー

 女優のチャン・ソヒが車勝元(チャ・スンウォン)共演の映画でスクリーンデビューする。

 チャン・ソヒは最近クランクインしたキム・サンジン監督の新作『幽霊が住む』(シネマサービス制作)にヒロインとして合流、スクリーンスターとしての第一歩を踏み出した。スクリーンデビュー作としては破格の億を越える巨額の出演料で大物女優としての風格を見せた。

 『幽霊が住む』は海辺の中古マンションに引っ越して来た青年が、その家に暮していた女幽霊と生活しながら起るハプニングを描いたロマンチックコメディー。

 『光復節特赦』、『新羅の月夜』(日本タイトル『風林高』)などを通じてコミック映画の代表的なヒット・コンビであることを証明したキム・サンジン監督と車勝元が再度タッグを組んだ期待作だ。映画の中でチャン・ソヒは女幽霊のヨンファ役として自分が住む家に引っ越して来た青年のピルギ(車勝元)と抱腹絶倒のエピソードを繰り広げる。

 主人公を早期にキャスティングした制作陣は、車勝元の相手役として相応しいヒロインを物色していた。ヒロインの比重が高いためキャスティング次第では映画の雰囲気が180度変わってしまうと予想されたからだ。このためチャン・ソヒとキム・ナムジュの2人に最終候補を絞って調整した制作陣は、安定した演技力と新鮮なルックスが印象的なチャン・ソヒにすべてを託した。

 チャン・ソヒは『人魚娘』、『回転木馬』などで披露した強いイメージから脱したコミカル演技で新たな魅力をアピールする構えだ。

 今回の映画出演は今年の夏にクランクインする中国映画『七剣下天山』への出演を前に実現した国内スクリーンデビュー作となるだけに特別な意味を持っている。

 チャン・ソヒは『スウォーズマン/剣士列伝』、『男たちの挽歌』、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー/スーシン』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』などで世界的な巨匠として知られるツイ・ハーク監督、アンディ・ラウが主演の『七剣下天山』への出演を通じて韓中両国のスクリーンで縦横無尽に活躍する一年になる見込みだ。

 チャン・ソヒはまた、来月5日にドラマ『人魚娘』の中華圏でのビックヒットをきっかけに、文化観光部が制定する韓流スター賞をカンタと共に受賞する予定だ。

『スポーツ朝鮮/チョン・ヒョンソク記者 hschung@sportschosun.com 』

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