25日からスタートするMBCテレビの全16話のドラマ『愛していると言って』のミュージックビデオとサウンドトラックが早くもヒットしている。
一般的にサウンドトラックはドラマ制作と同時にBGMとして使うための効果音や主題歌が決定してから放送開始後にリリースされるのが通例。
しかし、『愛していると言って』はこうした概念を完全に覆し、ドラマスタート前にサウンドトラックをリリースするという国内ドラマ初の試みに挑んだ。
まずミュージックビデオはドラマの1シーンを適当に編集したり、主演者を登場させたものではなく、ドラマとはまったく独立して制作された内容でいち早く視聴者の関心を集めることに成功した。
『愛していると言って』のホームページ(imbc.com/broad/tv/drama/saylove/)には、ミュージックビデオに対する感想や曲を歌っているデュオ「M2M」に対する質問が数多く寄せられている。
ミュージックビデオの主人公はドラマと同様に『屋上部屋の猫』に出演したキム・レウォンとCMスターのユン・ソイだ。
しかし、ミュージックビデオは寺で暮らすビョンス(キム・レウォン)がヨンチェ(ユン・ソイ)の家で暮すようになり、互いになくてはならない存在になる。そして高校進学後にヨンチェが襲われる現場で一団を一人ですべてを倒して助けるというドラマストーリーを土台に仮想の高校時代を脚色した。
また、同タイトルのリードトラックを含む13曲が収録されたサウンドトラックは、 卞真燮(ピョン・ジンソプ)、キム・ジョンチャン、盧英心(ノ・ヨンシム)などのプロデューサーとして知られる“バラードの鬼才”ハ・グァンフンがプロデューサーを務め、高い完成度を誇っている。
キム・レウォン、ユン・ソイ、キム・ソンス、廉晶雅(ヨム・ジョンア)の男女4人が二度にわたって互いの恋人を取り替え、本当の愛の意味を探すラブストーリー『愛していると言って』の演出は『ピアノ』、映画『初恋死守決起大会』のオ・ジョンノク監督が務め、J.Sピクチャーズ(イ・ジンソク代表)が制作する。