【おすすめ韓国レストラン②】厳選素材を使う「ハンクック」


 ファミリーレストラン「ハンクック(HANCOOK)」の料理はあっさりしている。味が濃かったり辛かったり、甘かったり苦かったりしない。色で言えば白に近い。

 料理長は「おいしい」と誉められたことがほニんどないという。それでも泰然としている。

 ここでは契約栽培している国産の有機野菜しか使わない。野菜ひとつひとつに生産者の名前が書かれているほど徹底している。その上、化学調味料は一切使わない。「味が淡白」なのはそのためだ。

 「ハンクック」は毎日約70種類のメニューを揃える韓定食バイキングで、野菜だけでも7~8種類選べる。魚の卵の煮付け、潭陽(タムヤン)産たけのこの刺身なども人気メニューだ。

 忠清(チュンチョン)南道・唐津(タンジン)郡の「自然村」から取り寄せている醤油、味噌、トウガラシ味噌の味も絶品だ。昔ながらの方法で作られたもフだ。

 一見平凡に見えるヨモギ餅にしても、昨年、江原(カンウォン)道で積んでゆでた後、冷凍保存したものを使っている。

 値段はバイキング1人前1万5000ウォン(ランチ)、1万7000ウォン(ディナー)。これに加えてプルコギ、宮中カルビ蒸し、アカアマダイ焼きなどを好みで注文する。

 ソウル・江南(カンナム)区・大峙(テチ)洞・炭川(タンチョン)2橋交差点。問い合わせ(02)555-8103。

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