アジアの歌姫BoAが日本に続き「いざ中国へ」

 BoAが日本に続いて中国へ進出する。

 今月14日にシンガポールのインドア・スタジアムで開催された「MTVアジア・アワード(MAA)2004」で「フェイバリット・アーティスト・コリア」と「モースト・インフルエンシャル・アジアン・アーティスト」の2冠に輝いたBoAは、この日の授賞式後に行った中国メディアとのインタビューで「今年は中国での活動に力を入れたい」と明らかにした。

 今回BoAが受賞した「モースト・インフルエンシャル・アジアン・アーティスト」は、アジアを代表する音楽の祭典である「MTVアジア・アワード」が今年初めて新たに設けた賞だ。

 初の受賞者選定に苦心した「MTVアジア・アワード」側は、日本の「MTVジャパン・アワード」の積極的な推薦でBoAを「モースト・インフルエンシャル・アジアン・アーティスト」に選んだ。

 名実共にアジアの歌姫として君臨するBoAが、米ポップ市場からのラブコールを断って中国行きを決めたことは非常に注目される。BoAは「中国でナンバー1になれば世界一になるのと同じこと」と語り、中国の13億人を魅了するために本格始動した。

 日本で現地法人「SMジャパン」を設立、BoAの日本進出を成功させたSMエンターテインメントは、今回の中国進出に先立って北京に現地法人「SMチャイナ」を設立する。

 SM側は「一度中国への進出に成功すれば、世界各地の華僑にまで人気が広がり、世界デビューへの近道となる」と中国進出の重要性を強調した。SM側はまた「これまでの公演やさまざまなプロモーション活動を通じて十分な可能性を見てきた」とBoAの成功を確信している。

 BoAは4月頃に中国でアルバムをリリースしてコンサート活動を活発に展開する計画だ。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
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