ピンチの鶏肉業界をハン・ジミンとシンジが応援

 「安心して鶏肉を召し上がってください」

 『大長今』の女医、ハン・ジミンと人気グループ「高耀太」のシンジか、鶏肉の消費促進大使に自ら名乗り出た。鳥インフルエンザに対する不安が広がり鶏肉の消費が激減する状況にもかかわらず、二人は以前と同じように鶏肉を食べて鶏肉が安全であることを直接アピールしている。

 ハン・ジミンとシンジの二人は、鶏料理なら何でも食べる無類の鶏肉好きだ。

 寝ても覚めても鶏肉が好きというハン・ジミンは、京畿(キョンギ)道・楊州(ヤンジュ)のMBCスタジオでドラマ『大長今』を撮影しながら昼食時になれば近くの食堂でタットリタン(鶏肉とジャガイモの鍋)を好んで食べるという。好きな料理にタットリタンやタクハンマリ(水炊き)を挙げるが、フライドチキンも大好物だという。

 ハン・ジミンは「最近、鶏料理店の社長が自殺したというニュースに衝撃を受けた。鶏も鴨も火を通せば何の問題もないので、私のように皆さんも安心して鶏肉を食べていただきたい」と『大長今』の女医として語った。


 シンジもかなりの鶏肉好きだ。81年生まれで酉年のシンジは、一日三食がすべて鶏肉でもOKという鶏マニア。フライドチキン、タッパル(鶏の足)、タクトンチプ(砂肝)など好きな鶏料理をずらりと挙げて鶏肉が最高だと親指を立てる。

 シンジは「まったく問題がないのですが、皆さんの誤解で食鳥産業が大きな打撃を受けています。私がこんなに食べて何の問題もないのだから、皆さんも安心して食べてもらいたい」と語った。

 養鶏協会などの関係団体が国産の鶏肉や鴨肉を食べて鳥インフルエンザに感染した場合、20億ウォンの補償金を支給することに決定した。政府では官僚らが鶏肉や鴨肉を食べる試食会を開くなど、鶏肉消費促進のために政府と財界が一体となっており、今回のシンジとハン・ジミンの安全アピールは養鶏業界にとって大きな力になっている。

スポーツ朝鮮/クォン・イナ記者 indyk@sportschosun.com
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース