米ニューヨーク・タイムズ紙が冷戦時代の歴史の断面を描いた映画『実尾島』の大ヒットと北派工作員(1951年以降から94年まで、北朝鮮地域への侵入工作のために養成された工作員)の実態を報道した。
同紙は15日、「韓国映画、秘められた過去の扉を開く」という実尾島発の記事で「映画『実尾島』の成功で北派工作員の話が世間に広く知られるようになった」と報じた。
同紙は「冷戦時代の歴史の一部だった『実尾島事件』を扱った映画が韓国映画史上最高の観客動員を記録し、韓国政府が忘れようとしていた歴史、対北秘密工作と87年の民主化以前の市民に対する野蛮的な処遇を暴いた」と指摘した。