タレントの李丞涓(イ・スンヨン)が従軍慰安婦をテーマにした映像、写真集を撮影した。
李丞涓とコスダック上場企業「ロトト」の関係会社「ネティアンエンターテインメント」は12日、ソウル市内の新羅(シルラ)ホテルで記者会見を開き、映像制作と新規事業の共同推進計画について説明を行った。
李丞涓はこの席でヌード撮影についての質問に対して「従軍慰安婦をテーマにした映像プロジェクト」であることを明らかにした。
チ・ヨンビン、キム・サンゴンなどの写真作家やユン・シニョンCM監督を含む約20人の撮影スタッフが参加し、最近パラオで撮影を終えたと李丞涓が説明した。
ネティアンエンターテインメントは「今回の映像プロジェクトは単調でテーマ意識のない今までの芸能人ヌードから脱して『従軍慰安婦』という深いテーマで女性の荘重な生き方を表現した叙事的作品」と強調した。
李丞涓も従軍慰安婦を産業的なヌードとして利用する目的はまったくなかったと繰り返し強調しながら、迷惑が掛からぬよう関係者に対して最大の配慮をしたと理解を求めた。
露出度について李丞涓は「上半身を露出した。ヌードか否かは見る側が判断すること」と答えた。
今回収録された映像は3月に「シスウィル」を通じて公開される予定だ。
これに対して元従軍慰安婦の人々がどう反応するかによっては、李丞涓の映像プロジェクトは議論を巻き起こす可能性も十分にあり得る。