韓国を代表するトップアーティストのイ・スヨンが、5000万ドルの輸出額に挑戦する。
3月、日本に本格進出するイ・スヨンの今年1年の予想売上額は600億ウォン。
イ・スヨンの日本での予想アルバムセールスは120万枚で、アルバム1枚当たり約3万ウォンで換算した場合、約360億ウォンになる。これにシングル、オンライン音楽配信、広告などの収益が加わった場合、総売上は500億~600億ウォンに達するというのがソニーミュージック側の予想だ。
この予想通りとなった場合、イ・スヨンが手にするロイヤリティーだけでも100億ウォンに上る計算になる。
ソニーミュージックはイ・スヨンについて「15年間にわたって日本でトップアーティストとして君臨した台湾のテレサ・テンのように、すべての日本の人々に愛されるスターに育てる自信がある」と断言している。
事実、イ・スヨンは今年初めに日本のラジオリスナーが選ぶ最も好きなK-POPアーティストの1位に選ばれたことがある。
イ・スヨンの日本でのアルバムプロデューサーを務める中崎英也は、工藤静香、今井美樹、小柳ゆきなどの多数の女性ミリオン歌手をプロデュースしたヒットメーカーだ。
最近、中崎英也はイ・スヨンと会い「少し鼻にかかったような歌声、そしてビブラートを兼ね備えた今まで日本では見られなかったファンタスティックな歌声が楽曲とアンサンブルを織り成して一つの楽器のように聞こえる」と絶賛し、「音楽的な交流を通じてむしろ多くのことを感じながら学びたい」と語った。
一方、イ・スヨンは最近、今春に日本でリリースするシングルのジャケット撮影を終えた。
撮影は東京・池袋にある和敬塾(旧細川公爵邸)で行われ、イ・スヨンは「未知の世界」というコンセプトで清純なイメージと共に心優しくか弱いが、芯のある強い女性を演出した。
『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』