7thアルバムを出すソテジが帰国 「グループの再結成はない」

 「長い間待ってくれたことに感謝します。いいものを作り上げ、聞いてもらえることになりうれしいです」

 3年4カ月ぶりに7枚目のアルバムをリリースするソテジが25日午後、記者会見を開いた。

 会見に先立って公開された新曲は、6枚目のアルバム『ウルトラマンだ』同様、ヘビーメタルを基盤にしているが、メロディーは一層軽やかに、大衆的になった。

 ソテジは「新曲はハードコアとメロディーを調和させた“感性コア”。感性的な側面を浮き彫りにしたかった」と話した。

 ソテジは最近話題になっている「ソテジワアイドゥル」の再結成説について、「再結成と言うより、僕ら(ソテジ、ヤン・ヒョンソク、李ジュノ)がファンと一緒に昔の思い出を再現するコンサートを一度やってみようかという感じ」とし、「僕らはもう以前のようにはできず、再結成は不可能」と答えた。

 また、最近、米国永住権を放棄したことについては「一部の報道のように、徳壽宮(トクスグン)の敷地に米国大使館を建てることに反対するからではなく、日本で長期間レコーディング作業などをしていて、永住権の必要性を感じなくなったから」と説明した。

 ソテジは「条件さえ整えば、テレビ出演なども積極的に検討したい」とした。

 「テレビに出たいのは山々ですが、テレビでは自分の納得するようにやるのが難しい。でも、今回のアルバムは6枚目よりもずっと自然に仕上がっているので、音楽番組なら十分に出演できるのではないでしょうか」

 新アルバムに韓国の音楽産業を批判する曲「f.m.ビジネス」を収録したソテジは、「今回もソテジ旋風を予想しているか」との質問に「ソテジ旋風が吹けばいいですね」としながら、「僕が音楽作りをしながら感じた感動を聞き手にも感じてもらえたら」と話した。

 27日にリリースされるソテジの新アルバムには、ストーカーや女性の人権をモチーフにした曲など全12曲が収録されている。

 ソテジは29日にオリンピック体操競技場で米国のバンド「KORN」、「FEAR FACTORY」と合同ステージに立つ。

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者 hwhan@chosun.com
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