『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が新記録を更新

 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が12日、全国で554万人の観客を動員し、歴代洋画史上最高記録を突破した。

 シリーズ2作目の『二つの塔』が持つ洋画最高記録(550万人)を軽く突破し、映画界に大ヒット旋風を巻き起こしている。先週末の観客動員数だけでも8万1000人を記録した。

 「前編以上の続編はない」という映画界のジンクスを覆した『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の観客動員数が、600万人の大台を超えるのは時間の問題だ。

 プロモーションを担当する「映画部屋」のチェ・ミスク氏は「前作が3カ月かかって出した記録をわずか27日で達成した」とし、「公開7日で200万人の全国観客動員数を記録したこの映画の勢いはさらに増している」とコメントした。

 3時間以上の長い上映時間にもかかわらず、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が持続的なヒットを記録しているのは、リピーター客が多いため。

 同映画のホームページには「2~3回映画を観た」という意見が絶えず寄せられている。「いつ休みが取れるか分からないため、1週間の第一回目上映分のチケットのすべてを予約した」という熱烈なファンもいる。特に映画館のワイドスクリーンで『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』を観る時間が徐々に少なくなってきていることから、一度映画を観た人々を再び映画館へと足を運ばせている。

 現在『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は、ソウル66、全国298のスクリーンで上映されている。

『スポーツ朝鮮/チョン・サンヒ記者 nowater@sportschosun.com 』

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