金基徳監督の『サマリア』がベルリン映画祭コンペ部門へ

 金基徳(キム・ギドク)監督の映画『サマリア』(金基徳フィルム制作)が来月5日に開幕する第54回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決まった。

 金基徳監督は2002年の『悪い男』に続いて同映画祭のコンペ部門に2度目の出品を果たし、世界三大映画祭のコンペ部門では通算4度目の出品となった。

 金基徳監督は2000年と2001年に『島』(日本公開タイトル『魚と寝る女』)と『受取人不明』をベネチア映画祭コンペ部門に出品している。

 『サマリア』は欧州旅行に行くために援助交際する女子高生たちと、これを知った父親の復讐を描く映画。

 援助交際する女子高生「ヨジン」と「ジェヨン」には新人のクァク・ジマンとソ・ミンジョンが扮し、父親「ヨンギ」は『中毒』、『ワイキキ・ブラザーズ』の李オルが演じる。

 昨年11月はじめに11日間の短期間で撮影して話題を集めた。

 また、李在容(イ・ジェヨン)監督の映画『スキャンダル/朝鮮男女相悦之詞』はパノラマ部門に招待された。

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