『First Love』のヒロイン深田恭子「ソウルでファンに会いたい」

 「桜が印ロ的なドラマです。ソウルで直接ファンに会って感想が聞きたいですね」

 『First Love』のヒロインを演じた深田恭子に東京・目黒にある芸能プロダクション「ホリプロ」のスタジオでインタビューした。「チャルプッタケヨ」(よろしくお願いします)と韓国語であいさつをしてきた。

 このドラマで教師と恋に落ちる女子高生役を演じる深田恭子は、日本の代表的な人気女優。実際に会うとずっと幼く見える。丸顔に大きな目、163センチの身長を持った東洋美人で、水泳が得意だ。歌やピアノにも優れ、アルバムもリリースしている。

 深田恭子が韓国に初めて紹介されたのは、ホラー映画『リング2』。その後、韓日合作ドラマ『フレンズ』でお茶の間でもお馴染みとなった。

 『フレンズ』の撮影の際に一カ月半ほど韓国に滞在したという深田恭子は、共演したウォン・ビンの話から始めた。

 「初めて会った時、笑顔が素敵だと思いました。彼と話をしてみたかったので、韓国語を一生懸命学びました。食事をする時や車で移動をする時、撮影の時も韓国語を覚えました」

 深田恭子は「次に韓国へ行った時には道を歩きながら私のことを知ってくれるファンと話をしてみたい」と語った。

 それにしても深田恭子は何かと韓国との縁が深い女Dだ。韓日女性の友情を描いたフジテレビのドラマ『ファイティングガール』で尹孫河(ユン・ソナ)と共演したこともある。

 日本で『冬の恋歌(日本タイトル:冬のソナタ)』などの韓国ドラマが人気の中、日本ドラマも韓国で放送されるようになったことについて、感想を聞いてみた。

 「韓国と日本の間に会話の幅が広がったからこそ可能になったのでしょうね。初めはお互いの相手に自分の国の文化を伝えるために始めるのではないでしょうか。ラブストーリーをはじめ、これからも機会があれば何でも出演したいです」と語った。

東京=鄭権鉉(チョン・クォンヒョン)特派員 khjung@chosun.com

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