2004年、ブラウン管ではどんな顔ぶれが活躍するのだろうか。地上波テレビ局3社のドラマ局長が本紙の読者に「今年の期待の星」を教えてくれた。
各局の局長が挙げた俳優、女優は計14人。金ミンジュン、金テヒ、李ワンは、3人全員からの推薦を受けた。彗星のごとく現われ、突如として消える芸能界で、彼らはどこまで自分の領土を広げることができるだろうか。
▲金ミンジュン=端正なマスクと鍛えられた肉体を持つ金ミンジュンは、ファッションモデル出身だ。金ミンジュンは昨年MBCテレビのドラマ『茶母』で山賊の親分役を演じてブレイクした。今年3月からSBSテレビのドラマ『暴風の日々』の主演でお茶の間に帰ってくる。
MBCドラマ局の朴鍾(パク・チョン)局長は「まだモデルというイメージが強いが、アナログ的な魅力がある」と述べ、SBSの李鍾洙(イ・ジョンス)ドラマチーフプロデューサーは「久しぶりにルックスの整った俳優が出てきた」とし、「幅の広い演技ができる俳優になる資質がある」と絶賛した。
▲金テヒ=ある時、彼女に「ソウル大出身という肩書きが重荷じゃないか」と尋ねると、「いいえ、嬉しいです。ただ『知的な女優は演技に没頭できない』といった偏見は時々感じますが」と答えた。朴鍾局長と李チーフプロデューサーは、「ルックスと頭脳の絶妙な調和」という意見で一致した。
▲李ワン=朴局長とKBSの金ヒョンジュン・ドラマ局長が、李ワンの名前を真っ先に挙げた。李ワンの演技経験はSBS『天国の階段』で申鉉濬(シン・ヒョンジュン)の子供時代を演じた2回分だけだ。
朴局長は「鋭い眼光が魅力」とし、「久しぶりに見るパワー」と評価した。金局長は「目に力を感じる」とし、「カリスマは2回や3回出演しただけで現れるものではなく、一目見れば分かる」と説明した。
▲金ナムジン=彼もやはりモデル出身だ。SBS『千年之愛』とMBC『回転木馬』で、激しく反抗的な男性を立て続けに演じた。李鍾洙チーフプロデューサーは「昔だったら到底俳優にはなれなかった顔ですが、最近の若者を惹きつける魅力があります。リュ・スンボムと同じように」と語った。