今年、観客と評壇から好評を得ながらも大作の影に隠れ、短期間の上映に終わってしまった映画が一堂に集まる。
チャン・ジュンファン監督の『地球を守れ!』やペドロ・アルモドバル監督の『トーク・トゥ・ハー』など、今年話題を集めた映画15本が「最後のプロポーズ」というタイトルで27日から来年1月20日まで、ソウル市・東崇(トンスン)洞のハイパーテック・ナダで上映される。
公開館数が少なかったり、公開期間が短かったがために観る機会の少なかった「小粒の秀作」が上映される。
この特別上映展に集まった韓国映画は、朴チャノク監督の『嫉妬は我が力』、ムーダン(巫俗)を扱ったドキュメンタリー『霊媒』、韓国の社会悪を鋭く突いた『六つの視線』、非転向長期囚(韓国でスパイ罪などで摘発されたものの政治的転向を拒んできた長期囚)を扱った『選択』、今年の青龍(チョンリョン)映画賞の作品賞を受賞した『春夏秋冬…そして春』などの6本だ。
海外作品は『ミレニアム・マンボ』、『Dolls/ドールズ』、『世にも奇妙な物語』、『NOVO/ノボ』、『セクレタリー』、『裸足の1500マイル』、『フリーダ』、『CHERISH』などの9本が上映される。
入場料は各5000ウォン。問い合わせ(02)766-3390。