2003年を象徴するキーワードは「李孝利」

 歌手の李孝利(イ・ヒョリ)が「2003年のキーワード」になった。

 李孝利はヤフーコリア(www.yahoo.co.kr)が5万2300人のユーザーを対象に実施した2003年の検索キーワード投票で、芸能人部門の1位に選ばれた。李孝利(2万1370票)は2位に選ばれた歌手の「ピ」(1万1995票)を大差で突き放す圧倒的な強さを見せた。

 芸能人以外の分野ではドラマ『大長今』、ロット宝くじ、ワールドカップなどが各分野の1位に選ばれ、これらと肩を並べた李孝利の社会的な影響力がいかに大きいかを物語っている。

 ヤフーコリア側は「今年一年間で芸能界を『セクシー』一色に染め、孝利ブームを巻き起こしたことが影響を与えた」と分析した。

 CM界でもトップモデルに浮上した。李孝利が出演したCMを時間帯別につなげた「孝利の一日」が登場したほどだ。

 「エースベッドで起きて、トライの下着を着て、ビオテルムの化粧品で化粧をする。デルモンテのマンゴージュースとロッテ・サムガンのアイスクリームで空腹を満たす。そして、サムスンの携帯電話で友達と話した後、ダブのチョコレートを食べて…」といった感じでつながるこのストーリーは、李孝利がCM界でいかに高い人気を博しているかを証明したと同時に、ネット上で非常に高いアクセス数を記録した。

 約20のCM出演を通じて李孝利は、約50億ウォンの出演料を手にしたという。

 その反面、李孝利にはアンチファンも多い。歌唱力やダンスのレベルを指摘し、李孝利の人気が一時的なバブルだと考える人々が少なくないからだ。

 最近、ポータルサイト「ダウム」(www.daum.net)のある人気芸能コミュニティで実施したアンチ芸能人を問うアンケート調査でも李孝利は1位に選ばれた。

 しかし、アンケートに参加した回答者の一人は「それだけ話題を集めただけにアンチファンも生じたのでは」とし、「人気の裏返しでは」という評価をした。

『スポーツ朝鮮/李チャノ記者 hahohe@sportschosun.com 』

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