ハリスが「人権コンサート」参加へ

 ハリスが自分と同じトランスジェンダーや同性愛者のためのコンサートに参加する。

 ハリスは世界人権宣言日(12月10日)を記念し、18日午後7時半、ソウル・奬忠(チャンチュン)体育館に開かれる人権コンサートに参加し、社会的に不利益を受ける人々のために歌う予定だ。

 今年で15回目を向かえる今回のコンサートは不法滞在者、同性愛者、非正規職労働者、良心的兵役拒否者など、厳然たる社会の構成員であるにも関わらず、その存在を認められない人々のために、希望を歌う場だ。

 トランスジェンダーのハリスは人権コンサートが主な救済対象とする5つの人権とは関連がないが、無名のトランスジェンダーと共に舞台に上がり、「私たちは“アブノーマル”なのではなく、少し“異なる”だけ」というメッセージを伝える計画だ。

 また、このコンサートでは、初めて集団のカミングアウトも行われる予定で、関心を集めている。

スポーツ朝鮮/シン・ナムス記者 delta@sportschosun.com
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