ヤン・ドングンが『風のファイター』の主演に抜擢

 ヤン・ドングンが“風のファイター”に変身する。

 ヤン・ドングンが伝説の武道家、崔倍達(チェ・ペダル/日本名:大山倍達)の一生を描いた映画『風のファイター』(梁允豪(ヤン・ユンホ)監督/アイビジョン、ドリームサーチ制作)の主演に抜擢された。

 崔倍達はパイロットを夢見て16才の時に日本へ渡った後、全世界の格闘試合で100回以上全勝したという伝説的な武道家。

 自身の実戦経験を元に極真カラテを創設し、映画よりもさらに劇的な人生を送った人物だ。

 ヤン・ドングンは「実存した人物を演じるというプレッシャーをまず感じる。しかし一人の人間としての崔倍達を演じ切りたい」と出演の感想を述べた。

 ヤン・ドングンは現在撮影中の『最後のオオカミ』がクランクアップし次第、アクションスクールで本格的なトレーニングを始める。

 一方、チョン・ドゥホン武術監督が崔倍達の師匠格にあたるボムス役を、チョン・テウが崔倍達の友人のチュンベ役にキャスティングされた。

 ヤン・ドングンと恋敵の日本人武士の加藤役には役名と同じ苗字の加藤雅也が、相手役の女優は『ウォーターボーイズ』でお馴染みとなった平山綾がキャスティングされた。

 ヤン・ドングンは今月中旬から撮影に参加する。『風のファイター』は来年夏頃の公開を予定している。

スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者 midas@Sportschosun.com
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース