歌手のPSYが少年院の教官に変身する。
PSYは今月23日午後2時から、京畿(キョンギ)道・儀旺(イワン)市のソウル少年院に服役する少年たちを相手に講演を行う。今回の講演はソウル地方検察庁・強力部の要請で実現した。
ソウル地検側は、PSY自身が個性と主張が強い歌手として一度大きなスランプを経験し、再起を遂げた点から、少年たちの共感を得やすいだろうと判断し、PSYに講演を依頼した。
また、少年たちの間でもPSYを希望する声が多かったため、PSYが快諾して少年院での講演が実現した。
PSYは「他でもない少年院で講演をするということが多少は負担だったが、厳しい境遇におかれた人たちの役に立てると考え、要請に応じた」とし、「20歳未満の少年たちを相手にした講演なので、近所の兄さんと話すように親しく楽しい時間を過ごしたいと思う」と話した。
2005年末まで、産業技能要員として防衛産業分野に勤務するPSYは、クリスマス前後にコンサートを行う他、多くのアーティストに自身の作曲した曲を提供するなど、作曲家としても活発に活動している。