SBSテレビ『チェ・スジョンショー』(朴ジェヨン演出)の司会者を務めるチェ・スジョン(41)。
同じ芸能人として仲間や先輩、後輩芸能人たちの話を視聴者に伝える橋渡し的役割をするトークショーの司会を、悩みに悩んだ末、受け入れた。
「随分と前からトークショー司会者のオファーをたくさん受けていましたが、すべて断っていました。トークショーというものは、人生の縮図を言葉で表現することなので、最低でも40代以上になって初めてその役を果たせると思ったからです」
MBC『日曜日、日曜日の夜に』、SBS『土曜日は楽しい』など、4~5本の番組で共同司会を務めたことはあるが、単独司会は今回が初めてだ。
不安はないのかと尋ねると「視聴者は私を見るためではなく、ゲストを見るためにテレビのスイッチを入れるので、私の色をなるべく出さないようにしている」と物静かに語るチェ・スジョンの姿からは、ベテランらしい余裕が垣間見れた。
だからと言ってチェ・スジョンは完璧な準備なしで収録に臨むことはない。
出演交渉が決まれば、直ちにプロフィールを確認して出演者についての詳細を把握することは基本だ。会議を開いてゲストにどう対応し、どういった質問は避けた方がいいかなど、自分の意見を反映させようと努力する。
「ドラマ出演をしていた時もそうだチたが、一度にいろいろとできないタイプ」としながら、「『チェ・スジョンショー』が軌道に乗る来年あたりになったら、本業のドラマ出演も考えてみる」と語った。
第1回目の放送終了後の視聴者らの反応は疑問符として残している。
しかし「マラソンで最後に笑った人が本物の勝者」と語るチェ・スジョンから、必ず最高の番組にしてみせるという人一倍強い思いが伺わせた。