歌手のチョ・ソンモが中国公演をどたキャンし、巨額の国際訴訟に巻き込まれる危機に瀕した。
チョ・ソンモは今月7日、中国南寧市で開催される「南寧国際民歌芸術祭」に韓国代表歌手として招かれ、リハーサルまで終えたが、主催側への不満で公演1時間前に出演をどたキャン、翌日の8日に帰国した。
チョ・ソンモは9日、「ライブの舞台で管弦楽団との共演だったためキーを下げてくれるよう要請したが、受け入れてくれなかった。特に、私を舞台に立たせたまま、他の歌手を舞台に上げるなど、侮辱を受けた」と話した。
今回のことで中国進出と関連、不利益を受けるか、いっそ不可能になることもあり得るだろうが、後悔しないという話だった。
一方、南寧国際民歌芸術祭の組織委員会側はチョ・ソンモに対し15万ドル(約1億8000万ウォン)の損害賠償請求訴訟を提起するとしている。
チョ・ソンモは3万ドル(約3600万ウォン)の出演料を受け取っている状態で、これの3倍の9万ドルの違約金と一行の経費6万ドルなど、15万ドルを賠償しなければならないということ。
今回の歌謡際は中国が2008年北京五輪の誘致を記念し、世界的な歌手 スティングまで招請した超大型行事であったという点から、チョ・ソンモ側は冷たい視線を避けられなくなった。