超実力派ジャズシンガー「BMK」がアルバムリリース

 「Bigmama」に続き「Bigmama King」(BMK)が、韓国の音楽シーンを揺るがしつつある。

 「BMK」は滝を連想させるようなパワフルかつクールながら、甘いボーカルが印象的なハイレベルのジャズボーカリストだ。

 音楽ファンにはリサンの1stアルバムに収録された『人生は美しい』にゲストボーカルとして参加したのが記憶に新しい。また、最近ヒットしている金ジンピョの『まだ終えられなかった話』のイントロ部分にも登場した。

 BMKはこれまで、金ジンピョ、リサン、Fly to the Sky、ソ・ヨンウンなどの実力派アーティストの曲にゲスト参加し、約2年間の準備期間を経て、今回ようやく自分のアルバムをリリースすることになった。

 BMKの1stアルバム『No More Music』は、ジャズボーカリスト出身とは思えないヒップホップをはじめ、ソウル、R&B、バラード、ポップス、ジャズなど、さまざまなジャンルを一枚にまとめ、その音楽的な幅広さを遺憾なく発揮している。

 中でもタイトルトラックの『消えて』は、激しいハウスビートにパワフルなジャズボーカルが加わり、国内のファンには馴染みのないソウルの真髄を聴かせている。『消えて』はBMKが実際にデモを聴いて5分で完成させたというリアルな内容の歌詞も話題になっている。

 韓国の音楽シーンに新風を吹き込むBMKの今後の活躍が期待される。

スポーツ朝鮮/シン・ナムス記者
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