シチュエーション・コメディーで2年ぶりお茶の間に復帰する李ヘヨン

 「大丈夫です。私が今までにやったことの中で、一番よくやったことだし、誇らしいことだと思ってますから」

 SBSテレビの新シチュエーション・コメディー『刑事』(宋昌儀(ソン・チャンイ)演出)で、2年ぶりにブラウン管に復帰した李ヘヨンは、相変わらずパワフルだ。

 もしかしたら『刑事』の出演が決まった今、ヌード撮影についての話題を取り上げたら嫌な顔をされないかと心配したが、それは杞憂だった。

 「私自身が自信を持っているので、その話はあえてしたいです。私も本当にあんなにもお金がたくさん貰えるだなんて知りませんでした」。

 お金をたくさん儲けた?どのくらい?

 「いくらぐらいでしょうか。(李)サンミンさんも私も、お金を管理する能力が全然ありませんから。もう全部使っちゃったのかも知れませんね(笑)」


 実際に李ヘヨンと“女刑事”はイメージ的に合わない。あれほどまで笑うのが好きで、何を着ても様になる彼女が刑事だとは。実際に『刑事』の第1、2回の撮影時に李ヘヨンは、「衣装があまりにも派手なのでは」と指摘を受けたりもした。

 「特別気を使ったわけでもなかったのに…。実は初めはベレー帽を被って出ました。ところがそれがとても気取ったように見えてしまったようなんです。結局、最終的には、私の役は『実は金持ちの娘だった』なんてことになりそうです」

 『刑事』は『三人の友達』、『恋人たち』、さらに遡れば『男3女3』を通じて韓国シチュエーション・コメディー界の大物の一人、ジョイテレビの宋昌儀代表が手がけたシチュエーション・コメディーだ。

 『三人の友達』のユン・ダフンと朴尚民(パク・サンミン)が敵同士の刑事役で登場し、李ヘヨンは熱血漢のユン・ダフンに片思いをする女刑事役を演じる。

 マドンナとフリーダ・カーロ(メキシコの画家)に憧れ、パワフルに生きることを決心したという李ヘヨンは、復帰作となる『刑事』に没頭するために結婚を来年の5月に延ばした。

スポーツ朝鮮/ソン・ウォンソプ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース