【カムジャタンの店①】ピリっと辛い豚の背骨とジャガイモの鍋

▲元祖「シゴル・カムジャクック」 VS 太祖「デリム・カムジャクック」

 カムジャタン(豚の背骨とジャガイモの鍋)といったら、ソウルは鷹岩(ウンアム)洞のカムジャクック路地が有名だ。ここではカムジャタンをカムジャクック(ジャガイモのスープ)と呼んでいる。

 鷹岩区・鷹岩洞のカムジャクック路地には、7つのカムジャタンの店が24時間営業している。

 路地の入り口にある「太祖(テゾ)デリム・カムジャクック」((02)306-6535)や、向かい側にある「元祖シゴル・カムジャクック」((02)302-8484)が一押しの店。

 黒い鉄鍋にふかしたジャガイモと豚の背骨を入れ、春菊、エゴマ、斜めに切ったネギなど、野菜を大盛りにした後、肉汁を注いでぐつぐつと煮込む。ここに刻んだヤンニョム(薬味)と粉状のエゴマもたっぷり乗せる。

 肉がたくさん付いている豚の骨、あつあつのジャガイモ、ピリ辛く濃いスープ。野菜と肉、ジャガイモを食べ終えると、残ったスープにもやし、刻んだキムチ、粉状の海苔にゴマ油を数滴垂らし、おじやを作ってくれる。

メニュー:カムジャクック(1万8000ウォン~2万5000ウォン)

朝鮮日報・週末マガジン=李ウンスク/クック&ネット編集長

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