【ソウル森の旅②】銀杏・栗の木が多い清渓山



▲清渓(チョンゲ)山=清渓山ふもとの土壌は砂が多く含まれているため、栗の木が育ちやすい。また、果川(グァチョン)洞の銀杏、院趾(ウォンジ)洞のケヤキなど、指定保護樹もある。冠岳(クァンアク)山と生態が似ている。

 特に清渓山では珍しいチョウセンヤマアカガエルの命脈が保たれている。クヌギ、松の木、チョウセンマツの森や、川縁で昆虫観察もできる。


▲大母(デモ)山=モウコナラ、リギダマツ、ニセアカシア、ヒョンヤマナラシ、クヌギ、コナラ、ハンノキなどが多い。

 また、松林、ナラガシワの森などが造成されている。

 憲仁陵(憲宗(ホンジョン)と仁宗(インジョン)の王陵)一帯には樹木が鬱蒼と茂っている。

 逸院(イルウォン)洞方面の入口には珍しい樹木が植えられた自然学習場がある。

 森の旅はここからスタートし、野生花観察、チョウセンギリやチョウセンマツの群落地、自然観察の順で進められる。


▲仁王(インワン)山=岩山であるために、頂上には木があまり生えていない。

 しかし玉仁(オクイン)洞の渓谷一帯には、エゴノキ、コゴメウツギ、松、クヌギ、ニセアカシア、山椒などが多い。引済(ホンジェ)洞の裏山には松林が造成されている。

 社稷(サジク)公園からスタートし、黄鶴(ファンハク)亭、森林浴場、仁王泉(インワンチョン)水飲み場のコースで進められる。

権祥銀(クォン・サンウン)記者
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