朴重勲(パク・チュンフン)、鄭進永(チョン・ジニョン)主演の映画『黄山平野』(李ジュンイク監督、シネワールド制作)が、“秋の伝説”を再び築き上げる勢いだ。
今年、最多となる267カ所のスクリーンで17日に公開される『黄山平野』は、各種プレイガイドのホームページなどでも、爆発的な前売りの反応を見せており、早くも観客獲得競争を展開している。
公開第一週目の週末の上映館数267カ所(ソウル67)は、260カ所でスタートした『スキャンダル/朝鮮男女相悦之詞』を超える歴代最高を記録。今回、注目されるのは地方での上映館数が非常に多い点。
ソウルと地方の割合が1:3.5だった『スキャンダル』に比べ、『黄山平野』は約1:4と地方の割合が高い。これは、“方言”という独特な素材に対する地方映画ファンの関心が高いことを示す指標でもある。
前売りの割合(マックスムービー基準)においても『黄山平野』は、15日の73%に続き、16日にも67%を記録して断トツのトップに躍り出た。
一方、中高生に続き、韓国将棋協会のプロ棋士50人が、映画に登場する“人間将棋”シーンに関心を示して観覧を希望するなど、多方面にわたってブームが広がりつつある。