ススキの銀色に染まる旬の秋山「旌善・ミンドゥン山」



 江原道・旌善(チョンソン)郡・南(ナム)面・武陵(ムルン)里にあるミンドゥン山(1119メートル)は、秋になるとにわかに活気付く秋山だ。

 木が殆どない上に、雑草で覆われた“ミンドゥン山(禿げ山という意)”であるため、残りの季節には人足が途絶え、登山路が消えたりもする。

 しかし秋になれば、頂上から稜線に沿って展開される広々としたススキの野原が綿のような白い花を咲かせる。このススキの海と秋の太陽が調和を成す壮観を見るために、毎年10月に登山客が押し寄せている。

 ミンドゥン山のススキは10月中旬を前後して絶頂期を迎える見通しだ。

 晴れの日には素晴らしい展望を誇るミンドゥン山は、東方面に咸白(ハムベク)山と芝庄(ジザン)山、南方面に斗圍(トゥウィ)峰と白雲(ペクウン)山、加里旺(カリワン)山、北方面には卦榜(グェバン)山と魯鄒(ノチュ)山、その向こうに太白(テベク)山まで見渡せる。

スポーツ朝鮮=金スングン記者
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