白炭でじっくり焼くカルビの店「光陽・炭プルゴギ」

 ソウル・新吉(シンギル)洞の「光陽(クァンヤン)・スッ(炭)プルゴギ(焼肉)」に入ると、まず部屋の床を飾った天然玉が目に入る。

 1、2階合わせて180席規模の店は、客が靴を脱いで上がり、玉で作られた床に座って食事をする。壁や天井も玉を混ぜた材料で作られたという。

 メインメニューの「光陽プルゴギ」を注文すると、炭の鉢が一緒に運ばれてきた。クヌギで作った炭を800~1200度の高温で焼いた白炭だった。

 「光陽プルゴギ(1人前1万4000ウォン)」は一般のプルゴギとは異なり、肉汁と一緒に食べないのが特徴。ノビアニのように焼網で焼いて食べるプルゴギだ。しっとりした歯応えに、ニンニク、玉ねぎを摩り下ろして塩を加えたソースに漬けておいたため、深い味わいがある。

 プルゴギの次には生カルビ(2万3000ウォン)と王カルビ(2万ウォン)を食べてみた。質の良い輸入牛肉を使っているため味は悪くなかった。王カルビと冷麺はセット(2万3000ウォン)で注文することもできる。

 最後に熱いドェンジャンチゲ(韓国風辛味の味噌鍋)が出される。豆腐にも弾力があり、あさりも新鮮だった。

 その他のおかずには卵蒸し、ドンチミ(大根の白キムチ)、エビとニンニクの茎の炒め物、キュウリのキムチ、ホゴフェ(ガンキエイの刺身)などが出る。

 ランチメニューには、肉つきのカルビが4台も入っているカルビタン(6000ウォン)が人気が高い。この他に水冷麺、刺し身冷麺、ビビン冷麺(各5000ウォン)がある。

週間朝鮮/ソ・イルホ記者
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