朴重勲(パク・チュンフン)、鄭進永(チョン・ジニョン)主演の映画『黄山平野』(李ジュンイク監督、シネワールド制作)が公開前から話題だ。
キャラクター商品をはじめ、オンラインゲームなど、さまざまな事業のオファーが多数寄せられているのである。
制作会社のシネワールドは企画段階から「ジャンス・キャラクター」に開発を依頼、朴重勲(階伯(ゲバク)将軍役)と鄭進永(金庾信(キム・ユシン)役)をモデルにしたキャラクターを制作した。
実存した人物が与える歴史的な重みを減らし、コミックな要素と共に身近で大衆的なイメージを作り出そうというのが主な戦略だ。17日の公開に合わせ、キャラクターを使った20種類のコップ、スタンドなどのキャラクターグッズを発売する予定だ。
また、『黄山平野』を素材に扱ったインターネット花札ゲームや携帯電話用ゲームが相次いで発表された。
ゲーム会社「エヌ・アイゲームズ」が運営するゲームサイト「ゲーム・シーティ」(www.gamect.co.kr)はシネワールドと共同で『黄山平野ゲーム』を最近開発して発表し、好評を博している。
対戦者同士がそれぞれ百済や新羅となるこのゲームは、映画と同様に百済は全羅(チョルラ)道なまりを、新羅は慶尚(キョンサン)道なまりを使ってゲームを進めるようになっている。朴重勲のコミJルな台詞がそのまま登場し、映画ファンの好奇心を刺激する。
また、モバイルコンテンツプロバイダーの「エミレ情報通信」(www.amui.co.kr)は、シネワールドと提携してモバイルアクションゲーム『黄山平野-英雄伝』と携帯電話用戦略ゲーム『英雄争覇-黄山平野戦』を開発した。
『黄山平野-英雄伝』はSKテレコムのNate、Daum、NHNモバイルゲームで利用することができ、『英雄争覇-黄山平野戦』はKTFのマルチパックでダウンロードできる。
シネワールドのチョン・スンヘ社長は「なまりを全面に押し出した映画の奇抜なコンセプトが関連企業にとって魅力的だったようだ」とし、「試写会以降、観客に爆発的な好評を得ているだけに、キャラクターグッズも映画ファンの間で大流行すると期待される」と話した。