日本の広末涼子(23)が韓国映画に出演する。
広末涼子は99年に『鉄道員(ぽっぽや)』、2000年に『秘密』で日本アカデミー賞の優秀主演女優賞と優秀助演女優賞を受賞した日本のトップ女優だ。
9月14日に最終回を迎えた日本のTBSドラマ『元カレ』に出演するなど、日本でトップクラスの人気を誇り、ポータルサイト「Daum」には広末涼子のファンコミュニティが100以上も存在するなど、韓国にも多くのファンがいる。
国内でも公開された映画『WASABI』でジャン・レノと共演するなど、ハリウッドからも絶えずラブコールを受けているそんな彼女が、今回選んだ作品が『風のファイター』。
『ワイルドカード』で評壇と観客から好評を得たヤン・ドングンが、主人公のチェ・ベダル役にキャスティングされ、映画『リベラメ』の梁允豪(ヤン・ユンホ)監督がこの映画のメガホンを取る。
空手で全世界の格闘家を相手に活躍した韓国人、チェ・ベダルの一生を描いたパン・ハッキの漫画をスクリーンに移したこの映画で広末涼子は、チェ・ベダルと恋に落ちる芸者のヨウコを演じる。
普段から韓国映画に多くの関心を寄せてきた広末涼子は、しっかりとしたシナリオに魅かれて出演を決めたという。
共同制作社「ドリームサーチ」のファン・ジョンウク代表は「現在、広末涼子サイドと出演料などを含め、細部にわたるすべての面で合意に至った。来年4月までのすべてのスケジュールが決まっている状況だったが、『風のファイター』への出演を決めた後、再びスケジュール調整を行っている」と明らかにした。
『風のファイター』は11月にクランクインし、日本で2カ月間のロケを予定している。