【西海の秋の味覚②】塩で食べるコウライエビ「洪城・大蝦」

 秋の西海の珍味には「大蝦」(デハ/コウライエビ)が挙げられる。新鮮なコウライエビに岩塩を軽くふり焼いて食べる美味は、他の何にも例えられない。

 淡白で歯応えがあり、潮の味が十分染み込んでいる味は、いくら食べても飽きることがない。

 安眠(アンミョン)島のペクサジャン浦口など、西海岸の殆どの海沿いでこのコウライエビを食べることができるが、グルメたちは口を揃え、淺水湾(レパルスベイ)で捕れる忠清(チュンチョン)南道・洪城(ホンソン)の南塘(ナムダン)港のコウライエビが最高だという。

 コウライエビの塩焼きに、旬のコッケタン(ワタリガニの鍋)を一緒に食べれば、秋の西海のエキスを満喫することができる。

10月5日まで、南塘港では「コウライエビ祭り」が開かれるため、コウライエビをはじめ、トリガイ、サザエ、ワタリガニ、イイダコなど、新鮮な海の幸を安値で購入することもできる。

スポーツ朝鮮/金ヒョンウ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース