心で観て感じる「障害者映画祭」

 「第4回障害者映画祭」が今月26日から30日まで、ソウル・スカラ劇場とマジックシネマで開かれる。

 国内にはさまざまな映画祭があるが、同映画祭は、普通に見たり聴いたりできないため映画を楽しむことが難しい障害者たちのために、特別に設けられたイベントとして注目を集めている。

 聴覚障害者たちは、同映画祭で韓国映画を字幕で鑑賞することができる上、音響一切を振動で伝える椅子に座り、サウンド効果を体験することができる。

 視覚障害者たちは、画面解説サービスで映画を楽しむことができる。身動きが不便な障害者たちのためには、映画館内に車椅子リフトとボランティアを配置する。

 オープニング作には朴光洙(パク・クァンス)、朴賛郁(パク・チャンウク)、林順禮(イム・スンレ)監督など6人の演出家が参加したオムニバス人権映画『6つの視線』を上映する予定。

 映画祭の期間中『浮気をした家族』、『五歳庵(オセアム)』、アニメ『ワンダフルデイズ』、『先生 キム・ボンドゥ』、『ワイルドカード』、『シングルズ』、『トンケ(駄犬)』など今年好評を受けた韓国長編映画17本を含む、延べ29本を上映する。

 26日午後5時の開幕式や7時の開幕作の上映時には「カルガリ3兄弟の特別ギャグコンサート」も一緒に観覧することになる。

 開幕日を除き毎日4回(10時30分、13時、15時30分、18時)ずつ上映される。

 障害者や一般人全てが参加することができる。全作無料で先着順で入場できる。インターネットや電話でも予約が可能。

問い合わせ:www.pdff.or.kr (02)871-4405~6

李東振(イ・ドンジン)記者
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