今月9日(韓国時間)米マサチューセッツ州セーレム市のピーボディ・エセックス博物館に、兪吉濬(ユ・ギルチュン)展示室が作られたのは、スーザン・ビーン東洋部首席キュレーターの役割が大きかった。
エール大学で博士の学位を取得したスーザン・ビーンキュレーターは、この博物館で20年間にわたって韓国関連の文化芸術品を保存し、兪吉濬展示室のオープンのために尽力してきた。
-長年の努力で兪吉濬展示室をオープンして感慨深いと思うが。
「(深々と頭を下げて)本当に感謝している。兪吉濬展示室のオープンのために尽力して下さった方々のことを忘れることができない。特に朝鮮日報の努力には感謝している。朝鮮日報は単に寄付をしただけではなく、大規模な展示会を開催して韓国で韓国文化財の専門展示室の必要性を喚起した」
-展示室の規模が多少小さいという指摘もあるが。
「兪吉濬展示室の新設はまだ終わっていない。これからだ。これ以上、韓国の遺物が場所不足で展示することができないことはなくなるだろう。規模は小さくても米国と韓国を結ぶ意義ある展示会を頻繁に開きたい」
-展示室にある1点の抽象的な現代衣装が目立つが。
「兪吉濬展示室は単純に過去の文化芸術品だけではなく、現代的な韓国芸術品の息づかいを伝えたいと思い展示した。
過去と現代を同時に表現する展示室にしたい」