「それほど緊張はしていません。かなり時間をかけて準備したからでしょうか」
歌手のペク・チヨン(27)が7日、SBSテレビの音楽番組に出演して地上波放送に復帰する。2001年の8月以来だ。近日中にはニューアルバム『微笑』もリリースする。「テレビに出て『やっぱりペク・チヨン』という声を聞くことが、私の名誉を回復する道だと信じています」
ペク・チヨンは典型的なテレビ向きの歌手だ。おおらかで細かいことにこだわらない印象に加えてトークも上手く、バラティ番組には欠かせない存在だった。ラテンダンスの曲をセクシーなダンスと共に披露すると、カメラもリズムに乗るほどだった。
「セックスアッピールが強いと思われているようですが、リラックスした素朴な私の印象が、みなさんお好きなようなんです。ダンスがともかく難しいので沢山の汗をかいたら、その姿が好きと言ってくれる方も多いんですよ」
ペク・チヨンは「今までに『ディスコのショーで大枚を稼いだ』という噂が流れていたが、事実ではない」と語った。ディスコなどでの営業は、多くても月に3回程度だったと言う。「基本的には旅行に行ったり、振付のホン・ヨンジュさんとダンスのレッスンを多くした」と語った。「5匹の子犬を飼うことも大変な仕事」と言う。
ニューアルバムの代表曲はやはりラテンダンスナンバーの『微笑』だ。ヒット曲『ダッシュ』よりも多少テンポが遅くなったと言う。
「以前にラップアルバムを出そうとオファーも受けましたが、意欲が湧かなくて実現できませんでした。誰とは言えませんが、ヌード写真集を出そうという誘いもあった」と語った。彼女は「即、断った」と言う。
「あの騒ぎ(ビデオ事件)以来、私が成長したのか感覚がなくなったのかよく分かりません。
確かなのは口数が少なくなった分、以前のように失敗をすることがなくなりました」