音楽と絵、そしてコーヒー『カフェ小さな森』



 ソウル・安国(アングク)洞の別宮沿いを歩くと、こじんまりしたカフェ『小さな森(チャグンスップ)』が見える。10坪程度の小さなカフェだが、可愛いインテリアが行き行く人々の視線を捉える。

カフェの中に入ると、入口の飛び石の橋の隣に小さな森が造成されている。


 芝生の上にベンジャミン、エンジュなどが植えられ、ホウコウ鳥やキンカ鳥の鳴き声が聞こえてくる。内部のインテリアは英国産のアンティーク家具でクラシックな雰囲気を醸し出している。

 カフェのオーナーは仁寺(インサ)洞で15年間ギャラリー『四季(サゲ/1997年からギャラリー&カフェとして改装)』を運営していたチョン・ヨンウさん。『四季』を閉店して3カ月後にオープンした『小さな森』では、コーヒーを飲みながら絵の鑑賞ができるのが特徴だ。

 展示作品の多くは手のひらサイズの小さな絵だが、朴バンヨン、金ウルシの作品などクォリティの高い絵が展示されている。値段は20~30万ウォン台で、全ての作品が販売可能。


 以前からコーヒー好きで有名なオーナーのチョンさんは、バリスタ(コーヒー専門家)の李チョンギさんから伝授されたコーヒー抽出法を用いて、直接炒めたコーヒー豆を使っている。

 また、午後からはイタリア、フランス、チリからのワイン20種を楽しむことができる。8~9種類のハーブティもお薦めの一つ。 

メニュー:ハウスブランドスペシャルコーヒー(5000~6000ウォン)、ハーブティー(5000~6000ウォン)、ジュース・スムーディー(トロピカルフルーツをミキサーにかけたもの)(7000~8000ウォン)、ケーキ(3500ウォン)、カクテル(7000~8000ウォン)、グラスワイン(6000ウォン)など

住所:ソウル鐘路(チョンロ)区・安国洞87番地
アクセス:安国洞鐘路警察署の向かい側にある『アルムダウンカゲ(美しい店/リサイクルショップ)』の路地に入って20メートル直進すれば右側に位置。

営業時間:午前10時~午後12時問い合わせ:(02)734-9465

週間朝鮮/朴ランヒ記者
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